関東の定番和菓子「すあま」の正体!ういろうとの違いや発祥の謎

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関東の定番和菓子「すあま」の正体!ういろうとの違いや発祥の謎
関東の定番和菓子「すあま」の正体!ういろうとの違いや発祥の謎
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🎵 関東の定番和菓子「すあま」の正体!ういろうとの違いや発祥の謎

すあま と は、主に関東地方の和菓子店やスーパーの棚で昔から当たり前のように並んでいる、淡いピンクと白のツートンカラーが印象的な伝統の餅菓子だ。かまぼこのような独特の形に巻きすの溝模様が刻まれ、上品な甘みと吸い付くような弾力が甘党の心を掴んで離さない。

西日本出身者から「見たことも食べたこともない」という驚きの声が上がるのも珍しくないが、そもそもすあま と は一体どんな歴史を持ち、なぜこれほど地域によって認知度の差が生まれたのだろうか。普段なにげなく口にしている定番和菓子の奥深い世界に迫ってみよう。

もちもち食感の秘密!「ういろう」や「団子」との決定的な違い

すあま と は

すあまの魅力を語るうえで欠かせないのが、あの独特の歯ごたえだ。見た目が似ていることから名古屋名物の「ういろう」や通常のお餅と混同されがちだが、製法と原料には明確な違いが存在する。全国和菓子協会などの資料を紐解くと、すあまの主原料は米粉の一種である「上新粉」だ。

蒸した上新粉に砂糖と湯を加え、熱いうちにしっかりと捏ね上げて作られる。米の風味がストレートに漂う餅とは異なり、しっとりとした歯切れの良さとほんのり優しい甘さが広がる。一方のういろうは、米粉のほかに小麦粉や蕨粉を使うことがあり、蒸し固める工程が中心だ。室町時代創業の老舗「虎屋」が手がける歴史的な羊羹や饅頭ともまた異なる、実に庶民的で素朴な立ち位置を守り続けている。

江戸の庶民が愛した「すあま」の発祥と徳川家康にまつわる歴史の謎

すあま と は

すあまの起源には諸説あるが、江戸時代後期の木目細やかな町人文化の中で生まれたという説が有力だ。一説には、江戸幕府を開いた徳川家康の時代から続く江戸の餅職人たちが、祝儀用のかまぼこに見立てて作ったのが始まりとされる。かつては「祝菓」や「寿甘」という縁起の良い漢字が当てられ、慶事の配り物として製菓業界でも重宝されてきた。

なぜ関西へ普及しなかったのか。それは、関東地方で上新粉(うるち米)を加工する技術が独自に発達したことと関係している。関西では羽二重餅に代表される「もち米」文化が主流だったため、うるち米特有のコシを生かしたすあまは、東日本特有のローカルフードとして定着していったのだ。

メディアで再注目!ドラマ『さぼリーマン甘太朗』やNetflixが火付け役に

すあま と は

昭和のレトロな和菓子という印象が強かったすあまが、ここ数年で若い世代や海外の和菓子ファンの間で再ブレイクを果たしている。その火付け役となったのが、テレビ東京で放送され、その後Netflixで世界配信された異色のグルメドキュメンタリー風ドラマ『さぼリーマン甘太朗』だ。

主人公が仕事の合間に甘味を味わう作中ですあまが取り上げられると、SNS上では「あのピンクの可愛いお菓子は何だ?」「食べてみたい」と話題が沸騰。さらにNHKの地域文化番組でも「関東限定の謎の和菓子」として特集が組まれるなど、エンターテインメントやメディアを通じて伝統和菓子に新しい光が当たっている。

【カロリーと栄養】ダイエッターも注目?すあまの健康的な魅力

甘いものを食べる際に気になるのがカロリーや脂質だ。すあまのカロリーは100グラムあたり約210〜230キロカロリー。洋菓子のような生クリームやバター、油脂類を一切使用しないため、脂質はほぼゼロに近い。これがダイエッターやトレーニングに励む人々の間でも隠れた人気を集める理由となっている。

腹持ちが良く、エネルギー変換の早い糖質を素早く補給できるため、運動前のアクティブフードとしても非常に優秀だ。シンプルだからこそ素朴でヘルシー。現代の健康志向にも見事に合致している。

自宅で手軽に作れる!話題の特選「すあま」再現レシピ

近所にすあまが売っていない地域に住んでいる人や、出来立ての柔らかさを味わいたい人のために、ご家庭で作れる特選レシピを紹介しよう。材料は驚くほどシンプルだ。

【材料】上新粉(100g)、砂糖(50g)、ぬるま湯(100ml)、食紅(少々)。
まず耐熱ボウルで上新粉と砂糖、ぬるま湯をよく混ぜ合わせ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で約2分加熱する。取り出して木べらで力強く捏ね、再び1分加熱。生地がツヤと弾力を帯びたら半分に分け、片方に水で溶いた食紅を混ぜてピンク色にする。ラップの上に白い生地とピンクの生地を重ねて伸ばし、巻きすで固く巻いて模様をつければ完成だ。出来立ての極上もちもち感は、手作りならではの醍醐味である。

一度は食べたい老舗名店の逸品と現代のトレンドすあま

東京の下町には、創業百数十年を誇る老舗和菓子店が今も暖簾を掲げ、伝統のすあまを作り続けている。職人が木型や手作業でひとつひとつ丁寧に仕込むすあまは、機械製法では再現できない絶妙な食感と上品な後味が際立つ。

最近では、フルーツの風味を加えたカラフルな現代風すあまや、ミニサイズでおしゃれにパッケージングされた商品も登場している。シンプルゆえに奥深い伝統和菓子の秘密と魅力を、ぜひ本場の老舗や手作りレシピで体験してみてほしい。 (出典: すあま と は(Yahoo!ニュース)